準決勝敗退の天理 中村監督「ここに来るまで精いっぱいやってくれた」

[ 2017年8月22日 15:20 ]

第99回全国高校野球選手権大会第13日準決勝   天理9―12広陵 ( 2017年8月22日    甲子園 )

<天理・広陵>広陵の校歌斉唱を悔しさをにじませながら聞く天理ナイン
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準決勝第1試合で、広陵(広島)に9―12で敗れた天理(奈良)の中村良二監督は「ここに来るまで精いっぱいやってくれた。広陵打線が素晴しかった。(投手には)逃げずにどんどん攻めろと言った」と、ナインをかばった。

 先発した右サイドスロー、碓井涼は広陵の中村との初対戦となった初回、浮いたシュートをバックスクリーンに運ばれる2ランを浴び、5回にもソロを被弾した。「すごいバッター。投げ損なうと見逃してくれない。2球とも、甘い球を1球で仕留められた」と脱帽だった。

 中村はこの2発で今大会通算6本塁打とし、清原和博氏が持っていた1大会の個人最多本塁打記録をいっきに更新した。

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2017年8月22日のニュース