花咲徳栄、埼玉県勢初Vへ王手!東海大菅生との延長戦制し決勝進出

[ 2017年8月22日 16:06 ]

第99回全国高校野球選手権大会準決勝   花咲徳栄9―6東海大菅生 ( 2017年8月22日    甲子園 )

<東海大菅生・花咲徳栄>8回2死満塁、左翼線に勝ち越しの2点適時二塁打を放ち、ガッツポーズの花咲徳栄・岩瀬
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 第99回全国高校野球選手権大会準決勝が22日、甲子園球場で行われ、第2試合で花咲徳栄(埼玉)が東海大菅生(西東京)を延長11回9―6で下し決勝進出。埼玉県勢として夏の甲子園初優勝まであと「1」とした。

 決勝戦は明日23日の午後2時開始予定。準決勝第1試合で1大会個人最多本塁打記録を更新した今秋ドラフト1位候補の中村奨成捕手(3年)擁する広陵(広島)と激突する。

 初回に2点のビハインドを負うも2回に1点を返し、3回1死満塁から須永の三塁強襲安打で2点を奪い同点に追いついた。

 3回裏に1点勝ち越されたが、4回に太刀岡の左翼線への適時二塁打ですぐさま試合を振り出しに戻した。

 5回以降は両校ともに得点が入らなかったが、8回2死満塁から岩瀬が左翼線への2点二塁打を放ち勝ち越しに成功する。だが、9回1死から同点に追いつかれ延長戦へ突入した。

 迎えた延長11回、高井の2点適時打と暴投で再び勝ち越し。壮絶なシーソーゲームを制した。埼玉県勢は93年春日部共栄以来24年ぶりの決勝進出。

 東海大菅生は初回に2点先行するなど序盤は優位に進めたが、終盤はリードを許す展開に。9回土壇場で追いつくも、延長戦で屈した。11年の日大三以来6年ぶりの東京勢決勝進出はならなかった。

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