広陵・中村 大会最多タイ5号!初回先制2ランで清原に並んだ

[ 2017年8月22日 10:05 ]

第99回全国高校野球選手権大会準決勝   広陵―天理 ( 2017年8月22日    甲子園 )

<天理・広陵>1回1死二塁、広陵・中村は中越えに2点本塁打を放ち、清原に並ぶ大会5本目の本塁打をマーク
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 第99回全国高校野球選手権大会準決勝が22日、甲子園球場で行われ、2007年以来10年ぶりの決勝進出を狙う広陵(広島)は第1試合で天理(奈良)と対戦。今秋ドラフト1位候補の中村奨成捕手(3年)は初回の第1打席で2ランを放ち、清原和博(PL学園)が1985年に記録した個人1大会5本塁打の最多記録に並んだ。

 中村は初回1死二塁で打席に立つと、天理先発・碓井涼の初球を捉えてバックスクリーンへ先制2ランを叩き込んだ。中村はこれで大会通算31塁打とし、2009年に河合完治(中京大中京=現トヨタ自動車)がマークした28塁打の大会記録を更新した。

 中村は今大会、初戦の1回戦、中京大中京(愛知)戦で2発をマークすると、秀岳館(熊本)との2回戦では9回に左越え3ラン。3回戦の聖光学院(福島)戦では9回に3試合連発の決勝2ランを放って計4本とし、平田良介(大阪桐蔭)、北條史也(光星学院=現八戸学院光星)らに並んでいた。20日の準々決勝・仙台育英(宮城)戦では2安打2得点の活躍ながら一発は出ず、大会史上初の4試合連続本塁打を逃していた。

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