仙台育英 2年前準V投手佐藤の弟・令央 無安打&初の守備に「舞い上がった」

[ 2017年8月21日 06:31 ]

第99回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   仙台育英4―10広陵 ( 2017年8月20日    甲子園 )

<仙台育英・広陵>8回1死一、三塁、仙台育英・佐藤はヘッドスライディングも及ばず併殺打に倒れる
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 仙台育英の15年夏の甲子園準優勝投手・佐藤世那(オリックス)の弟・令央は、2回に代打で出場した後、今大会初めて右翼の守備に就いた。9回からは一塁守備に就き、打撃では4度打席に立ったが、4打数無安打。2回2死一、二塁と8回1死一、三塁の好機ではいずれも凡退し「冷静に、と思っていたが、球場の雰囲気が凄くて舞い上がってしまった」と悔やんだ。

 今大会は投手としての登板機会はなかったが、主に一塁コーチャーや伝令役を務め、8強入りに貢献。「最後に外野で出させてもらったことは、この先に生きると思う。この負けを生かすしかない」。今後は大学でプレーを続ける意向で「投手をやめて野手一本でやります。大学では活躍したい」と次のステージへ目を向けた。

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2017年8月21日のニュース