ノンストップ鳥谷!猛打賞で2000安打まであと17

[ 2017年8月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―1中日 ( 2017年8月19日    ナゴヤドーム )

<中・神>4回1死一塁、鳥谷は中越えに適時二塁打を放ち、一塁を回る
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 2000安打へカウントダウン中の阪神・鳥谷が止まらない。まずは4回だ。1死一塁から若松のスライダーを右中間へ運ぶ適時二塁打。2回に逆転し、さらに若松を追い詰めるためにも大きな追加点をたたき出した。

 「しっかりととらえられた。良いところに飛んでくれましたね」

 ただし、これは始まりに過ぎなかった。5回には若松のカーブを今度は左中間へ運ぶ二塁打。それでも止まらず、8回には無死一塁から小熊のツーシームを右前に落として好機拡大。9回は左飛に倒れて4安打とはいかなかったが、11日のDeNA戦以来、今季4度目の猛打賞達成で、大台まで17本に迫った。

 残り128本で開幕を迎え、止まる気配はない。8月17試合で無安打はわずか4試合のみ。最近10試合では18安打のハイペースで積み重ねている。プロ14年目の土台がしっかりしており、体力の落ちる夏場でも不安なし。休養で先発を外れたのは6日のヤクルト戦だけで、連続試合出場ももちろん継続中だ。

 巨人の阿部に続き、今季中の達成を疑う余地はない。ただ、「青柳が良い投球をしてくれていた中でしたし、追加点が取れてよかったです」と試合に勝ったことを喜んだ。得点に結びついた2回の四球も合わせて5打席で4出塁。勝利こそ最も欲しいものだ。

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2017年8月20日のニュース