花咲徳栄 埼玉県勢初の優勝にあと2!岩井監督「これからも一瞬一瞬を大事に」

[ 2017年8月20日 19:13 ]

第99回全国高校野球選手権大会第12日・準々決勝   花咲徳栄10―1盛岡大付 ( 2017年8月20日    甲子園 )

<盛岡大付・花咲徳栄>準決勝進出を決め、笑顔の花咲徳栄ナイン。左から3人目が清水、右が西川
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 初のベスト4入り、そして埼玉県勢として夏の甲子園初優勝まであと「2」とした花咲徳栄(埼玉)の岩井監督は「初めての経験なので、不思議な気持ち」と感想を口にした。

 強打を誇る盛岡大付に対し、先発の綱脇は「連投で疲労もあったので、変化球を中心のピッチングをした。コントロールだけを意識した」という投球。2回に2安打を許して一度は追いつかれたものの、その後は毎回要所で三振を奪う内容で、追加点を与えず。指揮官も「低く低く、アウトコース中心にした、これまでで一番いいピッチングだった」と称えた。

 打線も、4番の野村が大会2号本塁打を放つなど4試合連続の2桁安打で、計38点と好調。

 22日の準決勝では東海大菅生(西東京)と対戦するが「非常に強力打線でピッチャーもいいので、どれだけ食らいついて行けるか。ただ、粘り合いだけは負けたくない」と岩井監督。埼玉県勢としての4強は93年の春日部共栄以来24年ぶりだが、県勢初の真紅の大旗に向けては「本当に大きな夢。やはり一つ一つ、コツコツと積み上げてきた結果がベスト4なので、これからも一瞬一瞬を大事にやって行きたい」と前を見据えていた。

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