明豊 初4強ならずも驚異の粘り 川崎監督「誇らしい生徒たち」

[ 2017年8月20日 14:00 ]

第99回全国高校野球選手権大会第12日準々決勝   明豊9―13天理 ( 2017年8月20日    甲子園 )

<明豊・天理>再び終盤に粘りを見せた明豊ナインは敗れはしたものの笑顔
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 10点をリードされながら、明豊が9回に驚異の粘り。代打・三好が満塁本塁打、さらに2死満塁から佐藤佑が2点適時打を放って6点を返した。試合には敗れたものの、スタンドからは大歓声。川崎監督も「誇らしい生徒たちだと思います。前半、もう少し失点を防げたらよかったが、勝ちに匹敵するくらいの粘りを見せてくれました。こんなに応援してもらい鳥肌が立ちました」と、最後まで勝利をあきらめなかった選手たちをねぎらった。

 5番打者からの攻撃となった9回は「8番の投手の打席で代打に三好を出すから、三好まで回せ」と指示。打者が好機をつくり、その三好が結果を出した。「技術以上のもの、人間力というかそういうものが攻撃に出た。後輩は見習って今年のようなチームをまた作りたい」と指揮官。初の4強はならなかったが、大きな成果を手にし甲子園を後にした。

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2017年8月20日のニュース