天理、27年ぶり準決勝進出 毎回20安打13点爆勝!明豊猛追も初4強ならず

[ 2017年8月20日 12:34 ]

第99回全国高校野球選手権大会第12日準々決勝   天理13―9明豊 ( 2017年8月20日    甲子園 )

<明豊・天理>1回、2者連続となるソロ本塁打を放ち、ガッツポーズの天理・山口
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 第99回全国高校野球選手権大会第12日は20日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第2試合は、天理(奈良)が3本塁打を含む、毎回の20安打13得点の猛攻。明豊(大分)の猛追を振り切り、90年以来27年ぶりとなる4強入りを果たした。

 天理打線は1回2死満塁、6番・森本の左前打で2点を奪うと、さらに2死一、二塁から7番・安原がバックスリーンへの3ラン。8番・山口も左越えソロで続いてこの回6点を先制。2回以降好機をものにできない展開が続いたが、6回に待望の追加点。3番・太田、4番・神野の連続適時打、山口がこの日自身2本目の本塁打となる3ランでこの回5点、7回にも2点を加えダメを押した。

 全国制覇した90年以降、準々決勝に進んだ92年、04年、12年はいずれも敗退していたが、投打で躍動し27年ぶりに8強の壁を越えた。

 明豊は10点を追う9回、代打・三好が満塁本塁打を放つなど6点を返して追い上げたが、そこまで。チーム初、大分県勢では94年の柳ケ浦以来23年ぶりの準決勝進出はならなかった。

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