猛打の花咲徳栄、冬場の体づくりが実に 指揮官「成長感じる」

[ 2017年8月19日 14:00 ]

第99回全国高校野球選手権大会第11日3回戦   花咲徳栄10―4前橋育英 ( 2017年8月19日    甲子園 )

<前橋育英・花咲徳栄>アルプスへ駆け出す花咲徳栄ナイン  
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 花咲徳栄が、前橋育英との注目の関東対決を制し、同校初となる1大会3勝目。「感謝、感謝の気持ちでいっぱいです」と岩井監督。まずはチームに声援を送り、後押しした周囲のサポートに感謝した。

 相手は優勝経験校。「一枚も二枚も力が上。1回から9回まで、守備も攻撃も常に攻め続けることを徹底した」という。その言葉通り、初回から打者一巡の猛攻で4点を先制すると、その後も効果的に追加点を上げリズムを守り続けた。

 「150キロ前後の球を打てなければ甲子園では勝てない」。冬場には体づくりを徹底し、破壊力ある打線が完成。「ひと冬やってきたことが少しづつ実になっていると思います」と手応えを感じている様子だ。実際に聖地で力を出している選手たちに「成長を感じている」と指揮官。「また一つ一つ。コンディションをしっかりして臨みたい」。4強入りをかけ、準々決勝で盛岡大付と対戦する。

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2017年8月19日のニュース