花咲徳栄、2年ぶり8強進出 前橋育英との“関東対決”投打で圧倒

[ 2017年8月19日 13:10 ]

第99回全国高校野球選手権大会第11日3回戦   花咲徳栄10―4前橋育英 ( 2017年8月19日    甲子園 )

<前橋育英・花咲徳栄>1回1死二塁、花咲徳栄・西川は左中間に先制適時三塁打を放つ
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 第99回全国高校野球選手権大会第11日は19日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、第2試合は花咲徳栄(埼玉)が初回の打者一巡の猛攻から、中押し、ダメ押しと盤石な試合運びで前橋育英(群馬)との関東対決に快勝。15年以来2年ぶりの8強進出を果たした。1大会で甲子園3勝を挙げたのは春夏通じて初めて。

 16日の日本航空石川との2回戦で、初回に5得点した花咲徳栄が、この試合でも初回から猛攻を披露した。1死から3連続長打で2点を奪うと、四球を挟み、5番・高井の右前打で加点。さらに1死満塁から8番・綱脇の遊ゴロの間に1点を加えて、この回4得点の先制パンチ。2点差とされた3回に綱脇の適時打、4回には3番・西川の適時二塁打でさらに2点。7回には安打と相手守備の乱れに乗じて無死二、三塁とし、高井が2点適時打。9回にも加点して突き放した。

 投げては、綱脇、清水のリレーで、試合の主導権をわたすことはなかった。

 前橋育英は7点を追う7回、先頭の7番・小池が右中間へのソロ本塁打、さらに2死一、三塁から戸部が適時打を放ってこの回2点を奪うなど粘りを見せたが反撃もそこまで。全国制覇した13年以来4年ぶりとなる準々決勝進出はならなかった。

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