阪神・糸井、緊急昇格も 2試合連続打点で復調アピール

[ 2017年8月17日 07:35 ]

3回1死一、三塁、右方向へ犠飛を放ち、岡崎とタッチする糸井
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 「右脇腹の筋挫傷」から復活を期す阪神・糸井が16日、ウエスタン・リーグのオリックス戦に2試合連続で「2番・右翼」で先発出場。2試合連続打点を挙げ、復調をアピールした。

 左腕・山田に対し初回は三ゴロに終わったが、3回に見せ場はやって来た。1死満塁で打席に入ると、フルカウントからスライダーを強振すると、高速ライナーが右翼を襲った。深めに守っていた右翼手・小田に捕球されたが飛距離十分の犠飛となり先制点を呼んだ。前日15日のソロ本塁打に続く打点。何より迷いのないフルスイングが、回復ぶりを物語っていた。守備機会はなく5回の守りから予定通りに交代。その後は虎風荘内で患部のケアなどを行った。

 この日も糸井本人が言葉を発することはなかったが、掛布2軍監督は「全然問題なかったね」と順調な回復ぶりを認めた。

 17日も2軍戦に出場する予定だが、右脇腹の張りを訴えた大和が出場選手登録を抹消された場合には、緊急昇格する可能性も出てきた。

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2017年8月17日のニュース