仙台育英 佐々木監督「よくこういう試合で勝てた」 先発・長谷川が初完封

[ 2017年8月17日 17:55 ]

第99回全国高校野球選手権大会第9日   仙台育英1―0日本文理 ( 2017年8月17日    甲子園 )

<仙台育英・日本文理>6回表2死二塁、松木の打球を好捕する仙台育英・佐川
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 仙台育英(宮城)が日本文理(新潟)との投げ合いを制し、16強入りを果たした。

 佐々木順一朗監督は「ほっとしました」と第一声。「こんな展開になるとは夢にも思わなかった。ドキドキしながらずっと見ていました」と安どの表情を浮かべた。

 先発の長谷川は7安打完封。ピンチでは野手の好守が光り「運が良かった。神様がこっちのほうに少し寄ってくれた」と笑顔を見せた。宮城大会では長谷川の3連投で夏切符を勝ち取り「よくこういう試合で勝てた。こんなに粘れたのは県大会で粘れたから」と奮闘を称えた。

 初完封の長谷川は「後ろには信頼できる守備陣、楽しんで投げられた」と笑顔。「負けないための守備を鍛えてきた」と胸を張った。

 また、対戦相手の日本文理・大井道夫監督(75)が今大会限りで勇退。佐々木監督は「最後のあいさつでは手を挙げていただいた。語弊があるかもしれないが、お疲れさまでしたというか、接戦にできてよかった」と敬意を表した。

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