DeNA倉本「最高」サヨナラ打 フォーム修正で復調

[ 2017年8月17日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―2中日 ( 2017年8月16日    横浜 )

9回1死一塁からサヨナラ適時二塁打を放ち喜ぶDeNA・倉本 
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 DeNA・倉本が今季初となるサヨナラ打を放った。2―2の9回1死一塁。中日・岩瀬の直球を中堅へとはじき返して「最高の結果になってよかった。抜けてくれと思っていました」と笑顔を見せた。

 3、4月は打率1割台と低迷。試行錯誤の末にグリップの位置を身体に近づける打撃フォームに修正し、復調のきっかけを掴んだ。ラミレス監督は「内角球を引きつけて打てるようになった」と証言する。サヨナラ打も内角球をさばいたもので「(フォーム修正が)分岐点になった」とうなずいた。

 前日には恩師である横浜高・渡辺元智前監督から激励を受けた。同校OBの招待で球場を訪れており「ケガに気をつけて頑張れ」と声をかけられた。当日はあいにくの雨で試合は中止となったが、翌日の試合で激励に応える一打を放った。「渡辺監督に出会って僕の野球人生がスタートした」と倉本。「(活躍して)恩返ししていきたいと思っている」と今後の活躍を誓っていた。

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2017年8月17日のニュース