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阪神「念願」叶えた二遊間コンビ 大和&森越のしびれる好連係

一緒に自主トレを行う阪神の森越(左)と大和
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 「念願」を叶えた二遊間コンビに注目している。阪神の大和、森越が目の覚めるような好連係を見せた。8月11日DeNA戦。7回1死一塁で、後藤のゴロ打球が三遊間を襲う。「抜けた」――。見ている誰もが思ったが、大和が逆シングルで捕球すると難しい体勢からジャンピングスローで二塁へストライク送球。6―4―3の併殺を見事に完成させた。名手にふさわしい華麗なプレーだったが、捕球後巧みなピポッドで一塁へ好送球した二塁手・森越の無駄のない動きも渋く光った。

 14年には中堅でゴールデングラブ賞を獲得するなど、大和の守備力は球界屈指で知られている。一方の森越は、ひょっとすると虎党にもまだ馴染みが薄い選手かもしれない。14年に中日を戦力外になり、トライアウトの末に15年から阪神に入団。持ち味は安定感あふれる守備。自らも「守備が第一。そこのミスが自分の価値を最も下げる」と語っている。

 しびれる好連係は、反復練習のたまものだ。プライベートでも親交の深い2人。2月の春季キャンプでは2軍主体の高知・安芸組に振り分けられ、ともに二遊間の位置で特守を続けた。ノッカーを務め、指導した藤本2軍守備走塁コーチもDeNA戦の併殺プレーを、「あれは、全てにおいて無駄がなかった。2人ともイメージが共有できていて、“このタイミングで、ここに投げてくる、ここに入ってくれる”というのを理解し合っていないと難しい」と絶賛した。実際、試合後に感想を問われた大和も「あれは森越でしょう」と自らの功だけを誇ることはなかった。

 この2人、オフの自主トレも2年連続で一緒に行っている。もちろん、単なる「お友達」ではない。森越が「上手い選手とやれるのは勉強になる。ましてや、大和さんのようなレベルの高い選手とやれるのは幸せ」と話せば、大和も「技術的にも、一緒にやって勉強になる。刺激になる」と同調していた。

 大和は今季からスイッチに転向し、「守備の人」からレギュラー候補に躍進中。森越は8月3日に今季1軍初昇格を果たすと、守備固めとして順調に出場機会を重ねている。互いにリスペクトし合いながら、同じ1軍舞台で切磋琢磨(せっさたくま)は続く。

 藤本コーチの言葉を借りれば「一切無駄がなく。プロの中のプロのプレー」だったDeNA戦の美技。シーズンも佳境に突入。チーム屈指であろう名コンビが、窮地を救う場面は必ずまた訪れる。(久林 幸平)

[ 2017年8月16日 10:41 ]

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