花咲徳栄、反撃遭うも「割り切って」勝ち切る 3回戦で前橋育英との関東対決

[ 2017年8月16日 16:00 ]

第99回全国高校野球選手権大会第8日2回戦   花咲徳栄9―3日本航空石川 ( 2017年8月16日    甲子園 )

<日本航空石川・花咲徳栄>6回2死、ソロ本塁打を放つち、岩井監督(中央)らに迎えられる花咲徳栄・野村(左)
Photo By スポニチ

 前半と後半で確実に得点し、相手にリズムを渡さない。花咲徳栄が快勝で3回戦進出を果たした。「うちらしい後半勝負ができた。相手の立ち上がりを攻めて、先手を取るという指示をこの場所でできるのは素晴らしいこと」と岩井監督。選手たちの冷静な試合運びを称えた。

 初回に5得点しながら2回以降は打線が沈黙。それでも「割り切って攻撃しようと。三振を恐れずず、はっていた球を打つこと」(岩井監督)を徹底し、7回に野村のソロ本塁打で待望の追加点。9回にはダメを押した。投球術に長けた日本航空石川の右腕・佐渡にてこずりながらも結果を出し「自分たちで決めたことを最後までやってくれた結果だった」と振り返った。

 3年連続となる16強。「少しずつ少しずつ甲子園に慣れさせていただいた成果」と謙虚に話した指揮官。次戦は前橋育英との関東勢同士の対決となる。ソロ弾の野村は「絶対に負けられません」と力を込めていた。

続きを表示

2017年8月16日のニュース