広島、M27再点灯 阪神投手陣粉砕 4回途中に先発全員安打達成

[ 2017年8月15日 21:41 ]

セ・リーグ   広島11―6阪神 ( 2017年8月15日    京セラD )

<神・広>4回、右前適時打を放つ丸
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 広島が14安打の猛攻で阪神に11―6で勝ち、セ・リーグ2連覇へ向けた優勝マジック27を再点灯させた。

 初回に3番・丸の18号3ランで先制した広島は、3回にも松山の中前適時打で2点を加えて阪神先発の小野を早々とKO。4回には2番手・メンデスに対して打者11人を送るなど5安打6得点の猛攻を見せ、この回で早くも先発全員安打を達成した。

 先発の野村は11―2で迎えた5回、福留に右越え13号3ランを浴びるなど6回で8安打を許して6失点降板したが、打線の大量援護を受けて今季8勝目(4敗)をマークした。

 阪神は先発したドラフト2位ルーキーの小野がプロ最短となる2回1/3で7安打5失点KO。2番手のメンデスも1死一、二塁で小野をリリーフした3回は併殺打で切り抜けたものの、4回には4安打2四球に自身のボークや味方の守備の乱れもあって6点を失うなど流れを変えることはできなかった。

 小野はプロ初登板から7連敗。6連敗で並んでいた1966年久野剛司の球団ワースト記録を51年ぶりに更新した。なお、新人投手の開幕連敗プロ野球ワーストは、1950年成田啓二(国鉄)の11連敗。

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