東16丁目フリッパーズ2年連続4強 長内“緊急登板”で好救援

[ 2017年8月15日 05:30 ]

高円宮賜杯第37回スポニチ主催全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント第4日   東16丁目フリッパーズ8―1中島サンダーズ ( 2017年8月14日    神宮 )

4回途中から登板して好救援を見せた東16丁目フリッパーズ・長内
Photo By スポニチ

 神宮球場で準々決勝が行われた。東16丁目フリッパーズ(北海道南)は長内陽大投手(6年)が好投し2年連続ベスト4を決めた。15日は大田スタジアムで準決勝が行われる。

 突然の登板にも一塁を守っていた東16丁目フリッパーズの背番号1、長内に焦りはなかった。6点リードの4回だ。3回まで無安打投球だった先発・斉藤の直球が突然高めに抜けた。先頭に四球を与えると、笹谷武志監督がマウンドに足を運ぶ。そして続く打者に2球投げたところで、出番がやってきた。

 「リリーフする前にタイムがかかったとき、監督から“心の準備をしとけ”と言われました」。走者を背負い、2ボールからの難しい局面だが後続を斬り、4回1失点の好救援で試合を締めた。

 チームは3年連続出場で一昨年は8強、昨年は4強入り。今年の目標は北海道勢初の決勝進出だ。長内は4年生からベンチ入りし、昨年は右翼で出場。今年は、斉藤とダブル左腕エースを任される。「最後の夏なので絶対に勝ちたい」。その先の頂点も見据えている。 (横市 勇)

続きを表示

2017年8月15日のニュース