済美 終盤に打線爆発で3回戦へ 亀岡2戦3発 津田学園敗れ初出場校姿消す

[ 2017年8月14日 17:40 ]

第99回全国高校野球選手権大会第7日2回戦   済美7―1津田学園 ( 2017年8月14日    甲子園 )

<済美・津田学園>4回表無死、ソロ本塁打を放ち、八塚(左)とハイタッチをかわす済美・亀岡
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 第99回全国高校野球選手権大会第7日は14日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第4試合ではともに1回戦から勝ち上がった4年ぶり5回目出場の済美(愛媛)と初出場の津田学園(三重)が対戦。終盤に集中打で大量得点した済美が7―1で勝利を収め、3回戦進出を決めた。

 済美は初回、連続四球と暴投で1死二、三塁としてから4番・八塚の三塁ゴロで三走が本塁生還。ノーヒットで先制点をもぎ取ると、4回には先頭の3番・亀岡がカウント1ボール2ストライクからの4球目となった外角低めの直球を左中間スタンドへ運ぶ2試合連続アーチを放ってリードを2点に広げた。

 7回には2死走者なしから四球を足場に一、三塁としてから渡辺と宇都宮の連続二塁打で計3点を加えると、さらに亀岡がこの試合2本目、2戦3発目となる2ランをバックスクリーンに叩き込んで試合を決めた。先発の八塚は7回まで毎回の8三振を奪い、1安打無失点。8回から登板した2番手・栗田は1失点で抑えた。

 津田学園は先発したエースの水谷が6回まで3安打2失点と好投したが、7回に力尽き、9回に1点を入れたが、それまでだった。初出場6校のうち唯一の初戦突破を果たしたが、3回戦進出はならなかった。

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