阿部の2000安打達成に同期入団の元ドラ2「自分たちの世代のNo.1の打者でNo.1の捕手」

[ 2017年8月13日 21:01 ]

2000年12月、入団発表会見での(前列左から)上野裕平投手と阿部慎之助捕手。中央は当時の長嶋監督
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 00年ドラフト2位で指名され、阿部と同期入団の上野裕平氏(38=巨人球団職員)は「自分たちの世代のNo.1の打者でNo.1の捕手。2000安打は凄い数字だけど、慎之助なら打つと思っていた」と快挙を祝福した。

 上野氏が球団広報を務めていた数年前。阿部が負傷し、試合中にともに帰京したことがあった。「試合中に原監督に許可をもらって、一緒に新幹線で帰った。“早く戦列に戻りたいから”って、そのまま病院で診察してもらって、治療に行った。慎之助はケガに強いけど、ケガをした後には、落ち込まずに1日でも早く治すことに集中していた。だから、予想よりも早く戻ってくることが多かった」と回想する。阿部は今年6月に右膝を痛めながら、2週間も経たずに1軍に復帰した。

 同期入団した8選手のうち、現役を続けているのは阿部だけ。上野氏は「安打はもちろんだけど、ホームランを400本近く打っていることの方が凄いと思う。これからも頑張ってほしい」と感慨にふけった。(川島 毅洋)

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2017年8月13日のニュース