マエケン直球光った5回1失点 11勝目逃すも指揮官は称賛

[ 2017年8月10日 05:30 ]

ナ・リーグ   ダイヤモンドバックス6―3ドジャース ( 2017年8月8日    フェニックス )

ダイヤモンドバックス戦の5回、ピンチを切り抜けて雄たけびを上げるドジャース・前田
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 踏ん張った。ドジャースの前田は8日(日本時間9日)、ダイヤモンドバックス戦で5回を4安打1失点。2点リードの5回にソロを浴び、安打とけん制のサインミスも絡んで無死三塁とされると「1点もあげないメンタルに切り替えた」。見逃し三振、投ゴロの後は2番ポラックをカットボールで左飛に抑えた。

 救援陣が逆転されて11勝目は逃したが、デーブ・ロバーツ監督には「5回までの力投で勝機を広げた」と称えられた。最速94マイル(約151キロ)の直球が光り、今季これまで2試合9イニングで5本塁打を含む10失点と打ち込まれていたダ軍に雪辱。ローテーション生き残りを懸け、チーム内で競争が続く右腕は「今年打たれている打者にもしっかり投げることができた。ピンチで粘れたのは評価できる」と話した。 (奥田秀樹通信員)

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2017年8月10日のニュース