聖光学院、エース斎藤が完封一番乗り 監督も驚き「全く想像しない展開」

[ 2017年8月10日 16:20 ]

全国高校野球選手権大会3日目   聖光学院6―0おかやま山陽 ( 2017年8月10日    甲子園 )

<おかやま山陽・聖光学院>聖光学院の先発・斉藤
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 第99回全国高校野球選手権大会は10日、甲子園球場で大会3日目が行われ、聖光学院(福島)がおかやま山陽(岡山)を6―0で下して、2年連続で初戦を突破した。

 先発・斎藤が5安打に抑え、今大会の完封一番乗り。打線も13安打6得点を挙げ、斎藤智也監督は「全く想像しない試合展開。びっくりしています」と目を丸くした。

 エースの斎藤は12三振を奪い「斎藤のチェンジアップとスライダーがどれだけ通用するかがポイントだった。想像以上に低めの変化球で振らせてくれた」と回顧。「粘り強く投げていた。いいピッチングをしていたので今日は交代を考えなかった」と力投を称えた。

 斎藤は完封勝利に「うれしいです。ボール球を振ってくれてよかった」とほっとした表情。「今日のピッチングは80点」と振り返り「無駄なフォアボールが100点に足りないところ」と修正点も挙げた。

 戦後最長の11年連続出場という大記録を引っさげて帰ってきた甲子園。斎藤監督は「とにかく苦しい時をいかに我慢するか、チャンスで一気に畳みかけるかとか、そういうチームのスイッチがいい意味でほしい」と次戦への意気込みを語った。

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