彦根東 驚異の粘りで甲子園初勝利 4番・岩本が劇打「甘い初球を待っていた」

[ 2017年8月8日 13:44 ]

第99回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦   彦根東6―5波佐見 ( 2017年8月8日    甲子園 )

<彦根東・波佐見>サヨナラで甲子園初勝利を決めた彦根東ナインはアルプスの応援団のもとへダッシュ
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 開会式直後の第1試合で彦根東が劇的なサヨナラ勝利。波佐見を下して春夏通じて甲子園初勝利を飾った。

 1―2の3回に6番・吉本の3ランで2点をリード。しかし、終盤の7回に逆転を許し、4―5の1点ビハインドで9回を迎えた。ここで彦根東が驚異の粘り。2本の安打と犠打で1死一、三塁と好機を迎えると、2番・朝日の三ゴロの間に三塁走者が同点のホーム。完全に流れをつかむと、4番・岩本が代わった波佐見の2番手・村川竜が投じた初球のストレートを見事に捉え、サヨナラの右前打を放った。

 殊勲の一打を放った岩本はこの打席まで無安打。試合後には「中途半端な打撃で凡打を続けていたので、思い切りのいいスイングを心がけた」とコメント。「甘く入ってくる初球を待っていた。狙ってライトへ打った」と白い歯を見せていた。

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