彦根東 劇的サヨナラで甲子園初勝利 波佐見との開幕試合制す

[ 2017年8月8日 13:04 ]

第99回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦   彦根東6―5波佐見 ( 2017年8月8日    甲子園 )

<彦根東・波佐見>9回、サヨナラ勝ちにわく彦根東ナイン
Photo By スポニチ

 第99回全国高校野球選手権大会は8日に甲子園球場で開幕。1回戦の3試合が行われ、開会式直後の第1試合は4年ぶり2回目出場の彦根東(滋賀)が劇的なサヨナラ勝ちで甲子園初勝利を飾った。16年ぶり3回目出場の波佐見(長崎)を下し、2回戦進出を決めた。

 彦根東は4―5と1点を追う9回、2本の安打と犠打で1死一、三塁と好機を迎えると、2番・朝日の三ゴロの間に三塁走者が生還。土壇場で同点に追いつくと、4番・岩本が、代わった波佐見の2番手・村川竜から右前へのサヨナラ打を放った。先発・増居は9回を完投。2年生左腕は9安打5失点、さらに9三振を奪い、160球の力投を見せた。

 波佐見は7回に先制ソロを放った4番・内野の右前2点適時打でいったんは逆転。先発の隅田は8回まで8安打4失点と粘りの投球を続けたが、9回に崩れ、2番手・村川竜も悪い流れを止めることができなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年8月8日のニュース