【神奈川】桐光学園2年山田 V打で4強 打率.667、12打点

[ 2017年7月26日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権神奈川大会準々決勝   桐光学園11―8慶応 ( 2017年7月25日    横浜 )

<慶応・桐光学園>8回無死二、三塁、2点二塁打を放ち、ガッツポーズの桐光学園・山田(右)
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 桐光学園(神奈川)が慶応との両校計27安打の乱打戦を制し、3年連続で4強に進出した。

 立役者は3番の2年生・山田だ。8回、8―8と同点に追いつき、なおも無死二、三塁の好機。「ここで打たなければ」と右中間へ勝ち越し2点適時二塁打を放った。3回の守りでは2死三塁から慶応・正木の痛烈な三ゴロをはじいて失点につなげてしまい「迷惑を掛けた。取り返したかった」と必死だった。

 「右方向に長打が打てて、打点も稼ぐ。切り替えもできる」と広島の鈴木に憧れる。理想とする打者像を勝負の打席で体現してみせた。これが4安打目で、今夏は5試合で18打数12安打12打点と絶好調だ。「大会前に自分の中でつかめた感覚があった」と豪語した。 (田井 秀一)

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2017年7月26日のニュース