【神奈川】相洋が平塚学園に雪辱して8強 準々決勝も横浜とのリベンジ戦

[ 2017年7月23日 20:07 ]

第99回全国高校野球選手権神奈川大会5回戦   相洋9―2平塚学園 ( 2017年7月23日    相模原 )

活躍した相洋・新木
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 第3シードの相洋が、第2シードの平塚学園を9―2で破り、8強入りした。序盤の1、2回に計3点、終盤の7〜8回に計6点を取った試合に、高橋伸明監督は「よく打てた。試合終わりだと、どうしても後半のことが鮮明になるが、よく打てたという印象」と話した。

 宿敵をやっと破った。「平塚学園には終始、悔しい負け方をしていた」と高橋監督。今春も神奈川大会4回戦で3―4の惜敗。しかし、その分「手の内を知った相手」だ。今大会初めて、1番に小栗を起用したのは、相手エース・柿木に「小栗は強い」からだった。試合は、初回の新木の適時二塁打で先制。先発、2番手をKOして2回途中に柿木を引きずり出し、終盤に小栗が柿木から2安打するなど、苦手投手を攻略した。

 高橋監督は「想定をはるかに超えているスコア」と予想外の快勝を喜んだが、チームにはもう1校、宿敵がいる。昨秋の神奈川大会4回戦、横浜と3―3で引き分け、再試合で4―7で敗れた。「このチームは横浜と引き分けたところから始まった。そこから、チームに深みが生まれた」。準々決勝の相手は、その横浜。新木は「粘り強く戦っていきたい」と話した。

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2017年7月23日のニュース