【栃木】作新学院 151キロ腕・石川攻略 決勝相手は国学院栃木

[ 2017年7月23日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権栃木大会準決勝   作新学院3―2青藍泰斗 ( 2017年7月22日    宇都宮清原 )

<青藍泰斗・作新学院>3回2死満塁、左中間へ走者一掃の三塁打を放った作新学院・鈴木はガッツポーズ
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 作新学院が最速151キロを誇る青藍泰斗・石川を攻略し、7連覇へ王手をかけた。試合を決めたのは、昨夏甲子園優勝メンバーの3番・鈴木だ。0―0の3回2死満塁から左中間へ走者一掃となる先制三塁打。「外の真っすぐが決め球と思って振り抜いた」と読み通りの一打だった。

 本格派右腕との対戦に向け、打撃投手を3、4メートル前にして打ち込んだ。ただ、昨夏の甲子園優勝投手で1学年先輩の今井(現西武)との紅白戦などでの対戦経験が何よりも大きい。鈴木は「今井さん以上の投手はいないという強い気持ちでいった」と胸を張った。

 決勝は3年連続で国学院栃木と激突。決勝が3年連続同一カードとなるのは栃木大会史上初だ。甲子園夏連覇を狙う鈴木は「何が何でも7連覇しないといけない」と力を込めた。 (東尾 洋樹)

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2017年7月23日のニュース