勝てない…ヤクルト 10点差大敗で泥沼14連敗 真中監督「コメントに困るな」

[ 2017年7月21日 20:57 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―11阪神 ( 2017年7月21日    神宮 )

<ヤ・神>選手交代を告げ、重い足取りでベンチに戻る真中監督
Photo By スポニチ

 ヤクルトは攻守に精彩を欠いて阪神に1―11で大敗し、1分けを挟んで14連敗を喫した。1970年に記録した16連敗の球団ワーストにあと2となった。

 負のスパイラルを断ち切れない。初回1死二塁から坂口の中前打で二塁走者・山田が本塁を狙ったもののタッチアウト。先制のチャンスを逃すと、2回に先発・ブキャナンが福留に先制ソロを浴びた。4回には高山の飛球を右翼手・上田が見失い二塁打とすると、ロジャースに1号2ランを被弾し、リードを広げられた。0―7の7回にも2死から福留の平凡な飛球を三塁手・藤井が落球。ここまで2打席連続本塁打のロジャースにこの日、5打点目となる左前適時打を許すなど、一方的な展開となった。

 真中監督は「コメントに困るな。切り替えて、前を向いて戦うしかない。(山田の本塁突入は)いろんなことをやらなくちゃいけない中、なかなかうまく回らない。やってる以上は動きを見せながら攻めていかないと。(失策もあった)足を引っ張ってしまう。明日も頑張るだけ」と話した。

 ヤクルトの14連敗は、球団ワーストの16連敗(70年8月4日〜8月25日)、1分けを挟んで14連敗(50年3月21日〜4月16日)したの続き球団史上3度目。7月に入り15戦14敗1分けと白星がない。

続きを表示

この記事のフォト

2017年7月21日のニュース