【大阪】興国 エース植田 高校通算14号で勝利に貢献

[ 2017年7月21日 17:32 ]

第99回全国高校野球選手権大阪大会3回戦   興国13―3花園 ( 2017年7月21日    シティ信金スタ )

興国先発の植田
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 興国のエース植田がダメ押し3ランを放った。8―2の3回1死一、二塁。花園・足立が投じたカーブを、右翼席へと突き刺した。

 「狙い球は違いましたが、少し浮いてきたところを仕留められたと思います」

 高校通算14号で勝利に貢献したが、投球ではやや精彩を欠いた。先発して4回を7安打2失点。5回からはいったん右翼へ回ったが、2番手・伝佐がつかまり再びマウンドへ上がると一気にギアを上げた。

 「あの場面で点を取られると伝佐にもダメージが残ってしまう。先発の時は体の開きが早かったので、左肘を正面に向けるイメージで修正を試みました」

 後続を速球でいずれも内野フライに打ち取り1死満塁を切り抜けると、6回はわずか8球で3者凡退にまとめ、本来の姿を取り戻した。

 2試合連続のコールドゲームで4回戦へ進出。田中英樹監督は「5回無死一、二塁から中軸が3人連続で打ち上げた(いずれも中飛)のは反省ですが、ケガ人もなくここまでは順調に来ています」と語った。4回戦は南港中央で23日、初芝立命館と城東工科の勝者と対戦する。

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2017年7月21日のニュース