【西東京】清宮が史上最多に王手を懸ける通算106号 早実が法政を破り8強

[ 2017年7月21日 09:31 ]

第99回全国高校野球選手権西東京大会5回戦   早実5―0法政 ( 2017年7月21日    神宮 )

<法政・早実>3回無死、清宮は右中間へ106号ソロを放つ
Photo By スポニチ

 第99回全国高校野球選手権西東京大会は21日、神宮球場などで5回戦を行った。注目の清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実は、法政に5―0で勝って準々決勝に進出した。

 早実は初回、3番・一塁で先発した清宮の四球などで2死満塁の好機をつくったが、6番・福本翔(3年)が三ゴロに倒れ、無得点だった。法政も無得点で、初回を0―0で終えた。

 清宮は第2打席を3回の先頭で迎え、1ボール2ストライクからの4球目、法政の先発・折橋祐樹(3年)のカーブをとらえ、右中間に先制のソロ本塁打を打った。滞空時間が長い打球は、外野の守備範囲と思われたが、そのままスタンド入り。高校通算106号、公式戦8試合連続本塁打で早実が先制した。

 早実は5回無死一塁で、清宮が一塁線を破る強烈な二塁打を打って無死二、三塁とし、4番・野村大樹(2年)の三ゴロの間に1点を追加。5回を終えて2―0でリードした。この日の観衆は5000人と発表された。

 清宮は7回の第4打席は四球、9回2死一、二塁で迎えたの第5打席は、右前に打ち上げた打球を法政の右翼手が目測を誤り、ボールが転々とする間に三塁に到達。2点適時三塁打となった。早実は、エース・雪山幹太(2年)が公式戦初完封。山本大貴(神港学園)が記録した高校通算史上最多の107本塁打にあと1本と迫った清宮は、準々決勝で最多タイに挑む。

続きを表示

この記事のフォト

2017年7月21日のニュース