NTT東が2年ぶり8強 代打策的中で“天敵”佐竹に雪辱

[ 2017年7月21日 05:30 ]

第88回都市対抗野球2回戦   NTT東日本6―3トヨタ自動車 ( 2017年7月20日    東京D )

7回2死二塁、代打・高野の右前打で生還した二走・伊藤を出迎えるNTT東日本ナイン
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 NTT東日本がトヨタ自動車の4番手・佐竹を打ち崩して2年ぶりに8強に進出した。ともに敗れた昨年の都市対抗準々決勝、日本選手権1回戦で抑えられた天敵を攻略しての金星。飯塚智広監督は「昨秋は僕の独りよがりで“トヨタを倒すぞ”と言い続けてきたが、この試合は5戦のうちの1戦という位置づけ。特別に意識させないようにした」と平常心での勝利を強調した。

 代打策が的中した。2―2の7回2死二塁、3番・宮内に代えて送り出した高野が、佐竹の142キロ直球を右翼線へしぶとく運んで決勝打。「甘い球は来ないと分かっていたので、何とか外野の前に落とすつもりだった」。期待に応えた4年目の外野手に指揮官は「チャレンジした結果、最高の結果を出してくれた」と賛辞を贈った。

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2017年7月21日のニュース