マエケン 5回1失点で今季8勝目 粘りの投球で後半戦白星スタート

[ 2017年7月20日 13:01 ]

インターリーグ   ドジャース9―1ホワイトソックス ( 2017年7月19日    シカゴ )

ホワイトソックス戦に先発したドジャースの前田 (AP)
Photo By AP

 ドジャースの前田健太投手(29)は19日(日本時間20日)のホワイトソックス戦に先発して5回5安打1失点。毎回のように安打を浴びるも、粘りの投球で今季8勝目(4敗1セーブ)を手にし、後半戦白星スタートを切った。

 前田はオールスター戦を挟んで中11日での先発。前半戦最後の登板となった7日のロイヤルズ戦では5回4安打1失点の内容で白星を挙げた。

 チームは4日のダイヤモンドバックス戦から10連勝中。前田もこの波に乗り、序盤から好スタートを切りたいところだったが、初回にいきなり失点。カブレラに内角へ投じたカットボールを叩かれ、右越えソロを浴びた。

 2回も安打と四球で無死一、二塁とピンチを迎えたが、この場面でアンダーソンが試みた犠打を自らの好フィールディングで1―5―3の併殺打。続くナルバエスは中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 3回は1死からハンソンに中前打を許したが、カブレラとアブレイユを続けて二ゴロ。4回は4番から始まる打線をこの試合で始めて三者凡退に切って取った。

 味方打線は4回まで5本のソロ本塁打で前田を援護。最後のイニングとなった5回は2本の安打で1死一、二塁と得点圏に走者を抱えたが、ハンソンを空振り三振、カブレラを二ゴロに打ち取り、スコアボードに「0」を刻んだ。この日の球数は83球。

 試合はその後も追加点を重ねたドジャースが9―1で雨天コールド勝ち。8回、ドジャースの攻撃中に激しい雨が降り出し、試合は一時中断。しかし、雨は止む気配がなく、そのままコールドが宣告された。ドジャースはこれで今季最長となる11連勝。

 ▼前田の話(7日以来の登板に)思ったよりスムーズに試合に入ることができた。間が空いていたので、最初から力を入れて投げた。時間があった分、しっかり調整もできた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年7月20日のニュース