【長野】岩村田が24年ぶりの4強 「100キロ王子」内堀光が公式戦初完投

[ 2017年7月20日 17:31 ]

第99回全国高校野球選手権長野大会準々決勝   岩村田2―1松本深志 ( 2017年7月20日    長野オリンピック )

<岩村田・松本県ケ丘>100キロ前後の遅球で4強入りに貢献した岩村田・内堀光
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 ノーシードの岩村田が、優勝候補の松本深志に2―1で競り勝ち、24年ぶりに準決勝に進出した。6、9回に1点ずつ取った2点をエース・内堀光陽(2年)が、公式戦初完投で守りきった。

 130球を投げ抜いた内堀は「球が遅いなりにコースを突いて、相手が嫌がるピッチングができた」と胸を張った。この日の直球のMAXは106キロ。90キロ台のスライダーと80キロ台のカーブ、チェンジアップを効果的に交えて、相手打線を手玉に取った。

 シード校に続いて、優勝候補を破った。第5シードの松本県ケ丘と対戦した4回戦は、3―9の6点差で9回を迎えた。敗色濃厚の中、最終回に一気に8点を奪って大逆転。11―10で勝ち上がると、今度は接戦を制する手堅さを見せた。今夏から1番を背負う「100キロ王子」は、準決勝で古豪・松商学園に挑む。

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2017年7月20日のニュース