ソフトB高田 ジャパネットデーV弾 ヒーロー賞でドラム式洗濯機ゲット

[ 2017年7月19日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―1西武 ( 2017年7月18日    ヤフオクドーム )

<ソ・西>ジャパネットの高田旭人社長からヒーロー賞を受け取るバンデンハーク(左)と高田
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 運命に導かれるような大活躍だ。ソフトバンクの高田が4回に右越えに先制1号ソロ。15年6月7日巨人戦以来となる約2年ぶりのプロ2本目は、ヤフオクドームで初めての一発で「何とか塁に出ることを考えた。“入れ”と思いながら走った」と喜んだ。

 この日は通信販売大手「ジャパネットたかた」の協賛試合。同じ読みをする高田は「ジャパ」の愛称で親しまれ、打撃手袋にも「JAPA」と刺しゅうする。実家でも同社通販を利用するほどで、試合前には高田旭人代表取締役社長と初対面し、「ヒーロー賞を」と激励されていた。

 1打席目は登場曲を「ジャパネットたかたのテーマ」に変更して球場を沸かせ、2安打2打点1盗塁で勝利に貢献。今季初めてお立ち台に上がり「出来過ぎでした」と笑った。ヒーロー賞はエアコンだったが、ドラム式洗濯機をリクエスト。伝え聞いた高田社長も「贈ります。もちろん、設置も込み。それくらいの活躍をしてくれた」と応じ、念願の家電製品をゲットした。

 昨年9月に左肩関節を手術し、1軍昇格は6月13日だった。今宮が腰痛で万全ではないこともあり、6試合連続で「2番・遊撃」での先発出場。5年目の27歳は「(チャンスを)ものにするために、しっかり準備していた」と起用に応えた。

 ◆高田 知季(たかた・ともき)1990年(平2)5月6日、兵庫県生まれの27歳。岡山理大付では2年夏に甲子園出場。亜大では4年時に春秋連続でリーグ優勝。3年時には日米大学野球の日本代表に選出された。12年ドラフト3位で亜大の同期・東浜(1位)とともにソフトバンクに入団した。50メートル6秒0の俊足と堅守が持ち味。1メートル76、72キロ。右投げ左打ち。

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