【長野】松商学園 第1シードに逆転勝ち 3年連続4強「夏、絶対に見返してやると」

[ 2017年7月19日 20:22 ]

第99回全国高校野球選手権長野大会準々決勝   松商学園5―4小諸商 ( 2017年7月19日    長野オリンピックスタジアム )

<松商学園・小諸商>一塁ベース上で笑顔を見せる松商学園・渡辺
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 長野大会第10日の19日、長野オリンピックスタジアムで行われた準々決勝で松商学園が5―4で第1シードの小諸商に逆転勝ちし、3年連続の4強入りを果たした。

 2年生の先発・直江大輔が2回もたず、4失点で降板する苦しい展開。それでも救援の青柳真珠が変化球主体の投球で追加点を阻むと相手の速球派エースをじわじわと追い込んだ。3―4で迎えた7回2死走者なしから四球と単打、二盗で二、三塁とすると2番打者の渡辺幹太がフルカウントから143キロ速球を中前に弾き返し、逆転に成功。1メートル69、58キロの殊勲者は「低い打球を意識して思い切り振っていこうと思っていた。速さは感じなかった」と、振り返った。

 相手右腕の外角直球中心の配球を分析。打撃投手が普段より前で投げ、全員が踏み込んで鋭く打ち返す練習を実らせた。

 昨秋の県準々決勝で喫した逆転負けの雪辱を果たし、渡辺は「夏、絶対に見返してやると思っていた」と声を弾ませた。

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2017年7月19日のニュース