元部員逮捕の拓大紅陵にさらなる情報収集を求める 日本高野連審議小委員会

[ 2017年7月19日 19:12 ]

 日本高野連は19日、大阪市内で審議小委員会を開き、元部員3人が逮捕された拓大紅陵について、学校側に情報の収集を求めた。常本明審議委員長は「早く審議しないといけないが、審議する材料が整っていない」と話した。

 全国高校野球千葉大会開会式前日の7月10日に、警視庁が、知人の少女に売春をあっせんしたとして、同校の元野球部員の少年3人を逮捕した。元部員は事件当時は部員だったため、日本高野連は「審議の対象になる」としたが、詳細が把握できていないため、今大会の出場を「差し止めることはできない」と回答していた。

 また、7月16日に自動車を運転中に人身事故を起こし、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された札幌日大の監督(当時)については、日本学生野球協会審査室の上申しないことを決めた。チームは翌17日の南北海道大会1回戦に、監督を交代して出場。22得点を奪って勝ったが、19日の準々決勝で江差に1―3で敗れた。

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