伏木海陸運送“田嶋対策”実らず1安打零敗…唯一の安打放った宮口「悔しい」

[ 2017年7月16日 20:33 ]

都市対抗野球大会第3日1回戦   伏木海陸運送0-3JR東日本 ( 2017年7月16日    東京D )

 3回、9番宮口が田嶋のカットボールを左前に弾き返した1本が、唯一の安打となった。伏木海陸運送の中島大悟監督は“田嶋対策”を立て、右打者の内角クロス、そして変化球など左投手の軌道を叩き込ませた。基本はストレート狙い。しかし、田嶋の投球が対策を上回った。

 「立ち上がりがよくないので、どうしても先制したかった。いろいろ指示を出したが、まっすぐを捉えきれず、変化球に惑わされた」先制してJRを慌てさせる指揮官の狙いも、すべて田嶋には通用しなかった。投手陣は11安打されながらも3点で踏ん張った。外野手が返球でアウトにするなどいいプレーもあった。「勝ちにきたので悔しい。次は絶対勝ちたい」唯一の安打を放った宮口が、チームを代表してドーム初勝利を誓っていた。

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2017年7月16日のニュース