【西東京】日大三・桜井、5四球も11奪三振「70点くらい」

[ 2017年7月16日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権西東京大会3回戦   日大三11―8国学院久我山 ( 2017年7月15日 )

力投する日大三・先発の桜井
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 日大三は今秋ドラフト候補左腕・桜井が国学院久我山戦に先発し、奪三振ショーを演じた。初回2死二、三塁から一塁手・金成の失策で2点を許したが、中盤以降はスライダーがさえて8回までに13奪三振。3球団のスカウトが見守る中で直球も走り、日本ハムのスピードガンでは自己最速の149キロを計測。11―4の9回、先頭に四球を与えて降板したが、3点差に迫られて再登板し後続を断った。「初回は力んだが、2回からはうまく力が抜けてスライダーが切れた」とうなずいた。

 5四球と課題を残したが、広島の苑田聡彦スカウト統括部長は「相変わらずスライダーは良い」と評価。昨秋に早実・清宮から5三振を奪った左腕は「今日は70点くらい。まだまだできるところがある」と貪欲だった。 (原田 真奈子)

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2017年7月16日のニュース