【東東京】立教池袋が粘り勝ち 旋風に乗って帝京戦へ

[ 2017年7月11日 16:40 ]

第99回全国高校野球選手権東東京大会2回戦   立教池袋7―4都文京 ( 2017年7月11日    神宮 )

<立教池袋・文京>8回2死満塁、勝ち越しの3点適時二塁打を放った立教池袋・伊東
Photo By スポニチ

 立教池袋が粘り強さを発揮し、都文京に競り勝った。1回戦を7―0でコールド勝ちした勢いそのまま、3回までに4―0とリードしたが、エース・小幡が7回に追いつかれる苦しい展開となった。窮地を救ったのは、2年生の2番・伊東。8回2死満塁から左翼へ走者一掃の決勝二塁打を放ち、「自分がやってきたことを信じてやるだけだった。一塁走者(吉田)が俊足なので、還ってこれると思った」と会心の笑みで振り返った。

 昨夏は3回戦の都小山台戦で初回に10点を奪いながら、12―14で大逆転負け。悔しい思いは後輩たちがしっかり胸に刻んでいる。古賀賢之監督は「嫌な流れはあったけど、落ち着いてできた」と選手をたたえ、小幡は「粘れたのはチームの成長。強くなったと思う」と話した。大学日本一に輝いた立大旋風に乗って、次戦は第1シードの帝京に挑む。

続きを表示

2017年7月11日のニュース