【岩手】専大北上 中尾監督、夏初陣を勝利で飾れず「悔しい」

[ 2017年7月11日 12:45 ]

第99回全国高校野球選手権岩手大会2回戦   専大北上4―6黒沢尻工 ( 2017年7月11日    岩手県営 )

<専大北上・黒沢尻工>ナインに指示を出す専大北上・中尾監督(左端)
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 昨年まで阪神スカウトを務め、3月に専大北上の監督に就任した中尾孝義監督は、夏初陣を勝利で飾れなかった。

 初回に1点を先制したが3回に追いつかれ、4回に2―1と勝ち越された。2―6で迎えた最終回、1死満塁と攻め立てて2点を奪い、2点差まで迫ったが、第5シードの黒沢尻工に一歩及ばなかった。

 中尾監督は「悔しい。残念です。走塁死とエラーもあったし、小さなミスですね」と振り返り、「就任して3カ月ですが、すぐに自分も(チームに)溶け込めた。練習でしかったこともあったが、選手は一生懸命めげずについてきてくれた」と話した。

 中尾監督は捕手として80年にドラフト1位で中日に入団。82年にリーグ優勝、巨人にトレード移籍後の89年にも日本一に貢献した。92年に西武へ移籍し、93年に引退。09年から阪神スカウトを務め、昨年末に退団後、2月に学生野球資格回復の認定を受けていた。

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2017年7月11日のニュース