【長野】松本深志・小林ツインズ 反省点も投打で見せ場

[ 2017年7月10日 19:52 ]

長野県大会1回戦   松本深志12―5諏訪清陵 ( 2017年7月10日    松本市野球場 )

力投する松本深志・小林綾
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 長野県大会の1回戦が松本市野球場で行われ松本深志が諏訪清陵を12―5で下した。

 松本深志の先発は最速144キロを誇る双子の兄・小林綾(2年)だったが初回、「球が高めに浮いていた。投げたいボールが全然ダメで置きに行ったところを打たれた」と課題にしていた立ち上がりを攻められ3失点。

 それでも直後の攻撃で相手の失策から1点を返すと無死一、三塁からエース自ら同点の中越え2点適時三塁打。さらにこの回6点を加え再び打順を迎えると2死満塁から今度は左前に2点適時打を放つなどこの試合4打点。

 綾はこれで立ち直るかに思えたが直後に再び失点。それでも3回に無死満塁のピンチから三者連続三振を奪ってみせた。最速144キロ右腕は「調子が悪いときは粘り強くコースに投げて打たせられるようにしていきたい」と反省していた。

 後を引き継ぎ5回から登板した弟の小林絃(2年)は3回1失点5奪三振と好投したが打撃では無安打。絃は「(打撃は)ボールは見えていたけど焦ってしまった。ただ投球では自分のできることをしっかりできた」と手応えを感じていた。

 守屋光浩監督(41)は「本気で甲子園を目指すチームだと自負している。1試合ずつよくなって最後に優勝候補と言われるようにやりたい。今日の出来が一番悪かったと思えるようにしたい」と奮起を期待していた。

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2017年7月10日のニュース