【静岡】中村紀洋氏指導の浜松開誠館 木製バットで初戦突破

[ 2017年7月10日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権静岡大会1回戦   浜松開誠館8―1下田 ( 2017年7月9日    富士 )

浜松開誠館の試合を観戦する中村氏(中央)
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 近鉄、ドジャースなどでプレーした中村紀洋氏が4月から非常勤コーチを務める浜松開誠館が、下田を8―1の7回コールドで下し、初戦を突破した。

 中村コーチが就任後初の公式戦を一塁側ベンチ上の席で観戦する中、「ノリイズム」を継承した男が結果を出した。2点リードの6回、日米通算2106安打のコーチから影響を受け、木製バットを手にした2番・杉本が一挙6点の口火を切る中前打。指導中に木製で豪快な打撃を披露する姿を見てまねし、「一本出てホッとした。手はしびれたけど」とはにかんだ。これには中村コーチも「木で打っておった。僕は何も言っていない。びっくりや」と驚きながらも快勝を喜んだ。

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2017年7月10日のニュース