ハム西川デーV打 自分のお面いっぱい「気持ち悪かった」

[ 2017年7月10日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―0ソフトバンク ( 2017年7月9日    札幌ドーム )

<日・ソ>お立ち台で上沢が西川(右)のお面をかぶる
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 5回2死二塁。日本ハム・西川がバンデンハークの151キロ直球を詰まりながらも左前に落とした。均衡を破る先制タイムリー。これが決勝点となった。

 この直前。1死一塁で9番・市川が送りバントを決めた。2死にしてまで得点圏を築き、1番打者は期待に応えた。「昨年、翔平(大谷)がそういうこと(2死二塁での打席)が多くて“プレッシャーがかかる”と言っていた。その気持ちが分かった」。チームトップの打率・309。開幕から好調を維持する中、チームは低迷しており、2、3番を任される時もある。前日は中田が初の1番を打ったが、この日は西川が再び1番に戻り、勝負強さを見せた。

 西川と中島のプレーヤーズデーで、西川のお面などが観客に配布された。「第3回彼氏にしたい選手権」では3連覇の中島に及ばずも2194票を集め2位にランクイン。端正な顔立ちだけでなく、売り出し中の松本ら若手から人望が厚い。名前にかけて「Team Haruking」が結成されるほどだ。

 お立ち台で「お面を振ってくれるファンがたくさんいたので…気持ち悪かったです」と本音を漏らし、笑いも誘った。リーグ単独トップ24個目の盗塁も決め、今やパを代表するリードオフマン。低迷する昨季の日本一チームにも光がある。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・上沢(7回5安打無失点で札幌ドームでは2年ぶりの白星となる2勝目)久々の札幌で相手もソフトバンク。自分にとって意味のある登板だった。

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