オリドラ1山岡&ドラ2黒木 球団史上初!球宴新人W選出

[ 2017年7月4日 05:30 ]

「マイナビオールスターゲーム2017」監督推薦選手発表 ( 2017年7月3日 )

笑顔でガッツポーズするオリックス・山岡(左)と黒木
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 オリックスのドラフト1位・山岡泰輔投手(21)と2位・黒木優太投手(22)が監督推薦で球宴初選出。オリックスの新人の球宴出場は06年の平野佳寿以来、11年ぶり。新人2人同時選出は球団史上初の快挙となった。

 山岡は3勝ながら、11試合のうち8試合で6回以上を投げ、自責点3以下のクオリティースタート。防御率2・70の安定感が評価された。巨人・田口、楽天・松井裕ら同学年の選手が多い中、話をしたい投手はロッテ・二木と言う。「フォークの握りとかを聞きたい。同い年が投げられるなら、僕にも投げられる」と貪欲に吸収していく構えだ。

 黒木は勝利の方程式の一員としてチームトップの35試合に登板。5勝1敗1セーブ、18ホールドとフル回転している。「平野さん以来というのが本当にうれしいです」と笑顔を見せ、「大谷と話せるように頑張ります。やはり同級生の活躍に刺激を受けていた部分はあるので」と“意気込み”を口にした。

 山岡は「一緒のチームの人がいて良かった」と話し、黒木も「同期入団で1年目から一緒に出られるのは特別な思いがある」と喜びをかみしめた。上位を伺うチームに欠かせない2人の右腕が、大舞台でも全力投球で新鮮な風を吹かせる。 (桜井 克也)

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2017年7月4日のニュース