西武 5連敗で止まる 亡き森慎二コーチに捧げる白星

[ 2017年7月3日 21:33 ]

パ・リーグ   西武11―4日本ハム ( 2017年7月3日    東京D )

7回2死、中村がバックスクリーンにソロアーチを放ち、ナインに迎えられる                                     
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 西武が敵地で日本ハムに11―4と逆転勝ちを収め、連敗を5で止めた。

 多臓器不全のため森慎二投手コーチ(享年42)が6月28日に死去。この日は都内で通夜が営まれ、同じ都内の東京ドームで同時刻に始まった1戦で、ともに戦った仲間たちが森コーチ亡き後の初勝利を天国に捧げた。

 西武は初回に先発・岡本が中田に右翼スタンドへ2ランを浴びて先制を許したが、1―2で迎えた3回、中村が右中間スタンドへ16号3ランを放ち4―2と逆転。その後1点差に詰め寄られたが、6回に金子侑の適時打、7回には中村のこの試合2本目となるバックスクリーン左への17号ソロで加点し、2点リードで迎えた9回には無死満塁から栗山の適時打と木村の2点適時二塁打などで一挙5点。東京ドームでは今季3連勝中だった日本ハムに最後は15安打11得点で圧勝した。

 先発投手の岡本は5回2/3で94球を投げ、4安打6奪三振の3失点で今季3勝目(2敗)をマーク。6回途中からは大石、牧田、シュリッターの継投でつなぎ、7点リードで迎えた最終回は小石が締めくくった。

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2017年7月3日のニュース