【中畑清の視点】3番好んだラミちゃんらしい打順変更 広島打線と渡り合える

[ 2017年7月3日 10:40 ]

セ・リーグ   DeNA9―1巨人 ( 2017年7月2日    東京D )

<巨・D>元同僚・山口撃ち!3回無死一塁、右越えへ豪快は2ランを放つ筒香
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 打順の重さを考えれば筒香には4番に対するこだわりがあると思う。でも、ラミちゃん監督と十分話し合っての打順変更。調子が悪いからじゃなく、良くなってきたからの3番ということで納得はしていると思う。

 ラミちゃんはヤクルト時代、「3番の方がいい」と当時の古田監督に直訴し、実際に打ちまくったらしい。その体験をベースにしたアイデア。後ろを打つロペス、宮崎が好調を維持しているから、3番の方が勝負してもらえる。この3連戦は初戦2安打で勝ち、2戦目は9安打で終盤の逆転勝ち。そしてとどめの19安打大勝。新オーダーが起爆剤になっているような気がする。

 私の現役時代を振り返っても、3番の方が自由に気楽に打てたかなあ。侍ジャパンの4番を3番に入れるDeNA打線。切れ目もないし今なら広島打線と渡り合える。(スポニチ本紙評論家)

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2017年7月3日のニュース