鬼門のマツダで今季6戦全敗 勝利の崩程式…中日、自力V消滅

[ 2017年7月3日 08:20 ]

セ・リーグ   中日4―6広島 ( 2017年7月2日    マツダ )

<広・中>8回、鈴木に逆転3ランを浴び、肩を落としてベンチに戻る又吉
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 中日は痛恨の逆転負けで首位・広島とのゲーム差が14に広がり、直接対決が残り13試合しかないため、自力優勝の可能性が消滅した。森監督は厳しい表情で「(話すことは)ない」とだけ言い残し足早にバスへ向かった。

 勝利の方程式が音を立てて崩れた。先発・柳の後を受け1点リードの8回に登板した岩瀬が1死一、三塁のピンチを招くと3番手・又吉が鈴木に痛恨の逆転3ランを被弾した。登板17試合ぶりに失点した岩瀬は「何とかしたかったけど、先頭(田中へ)の四球が全て」と表情をこわばらせれば、又吉は「柳が頑張って岩瀬さんもいつも抑えてくれていたのに、全部、僕が崩してしまった…。申し訳ない」と肩を落とした。

 これで今季のマツダスタジアムは6戦全敗。安定感抜群のリリーフ陣でも、鬼門を突破することはできなかった。 (桜井 克也)

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2017年7月3日のニュース