バレ 反撃逃したコリジョン適用1号 二塁へ危険スライディング

[ 2017年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―3阪神 ( 2017年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ>7回、バレンティン(左)の守備妨害にあった糸原
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 ヤクルトは、バレンティンが今季から導入された併殺阻止の危険なスライディングを防ぐコリジョン(衝突)ルールの適用1号となり、反撃の機運がしぼんだ。2点を追う7回1死一塁で大引が二ゴロ。一塁走者のバレンティンの足は、ベースカバーに入った遊撃・糸原を向いていた。

 よけた糸原は転倒して投げられず。一塁に転送されてもセーフのタイミングだったが、リプレー検証の結果、守備妨害で打者走者もアウトとなり攻撃を終えた。「ベースに向かっていないという判断なのでしようがない」と真中監督。バレンティンは「そんなに危険なスライディングとは思っていない。接触はしていない」と話した。「悪質ではないが、故意に併殺を阻止しようと走路を外れ野手に向かっていった」と責任審判の丹波幸一・一塁塁審は説明。そのまま敗れ連勝は2で止まった。 (後藤 茂樹)

 ▼ヤクルト・山田(4回に左翼ポール際へ大ファウルの直後、同じような場所へ11号ソロ)最初も入ったと思った。打ち直しホームランで良かったし、自然と打球に角度がついてきた。

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2017年7月2日のニュース