5年ぶり8連敗 金本監督、中谷をバッサリ「彼のためにならない」

[ 2017年7月1日 08:30 ]

セ・リーグ   阪神3―4ヤクルト ( 2017年6月30日    甲子園 )

<神・ヤ>9回、選手交代を告げる金本監督
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 わずか3安打のヤクルトに逆転負けを喫し、2012年8月以来5年ぶりとなる8連敗を喫した阪神の金本監督は終始厳しい表情だった。1点リードで迎えた5回、それまで無安打と好投していた23歳の先発投手・青柳が3安打4四死球と突然乱れて4失点。押し出しで2点を失うという展開に「前半は今年にないものを見せてくれたと思ったが、突然そうなってしまうというのはまだまだという判断をせざるを得ない」と断じた。

 ラッキーな形で2回に1点を先制しながら、その後はチャンスにあと1本が出ない打線については「いつものことでしょう。今はそういう時期」とし、「こっちのミスもあったが、向こうのミスを生かせなかった」とガッカリ。

 5回に福留の適時打で1点を返して2―4とし、さらに1死二塁の場面で5番・中谷がカウント2ボールから高めのボール球に手を出して遊撃フライに終わったことについては「あそこでボール球を振るようでは…。状況とか試合の流れとか、これまで何十打席も何百打席も入っているんだから、もうそろそろやってくれないと。何でも許されるというのでは彼のためにならない」と期待の24歳に厳しい注文をつけた。

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2017年7月1日のニュース