阪神・青柳、1イニング3死球のプロ野球ワーストタイ 阪神では初

[ 2017年6月30日 22:32 ]

セ・リーグ   阪神3―4ヤクルト ( 2017年6月30日    甲子園 )

<神・ヤ>5回2死一、三塁、このイニング3つ目の死球を上田に与え、帽子を取って謝る青柳
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 阪神の青柳晃洋投手(23)が30日、甲子園球場で行われたヤクルト10回戦で、史上10人目となる1イニング3死球のプロ野球ワーストタイ記録をマークした。

 青柳は3回までヤクルト打線に1人の走者も許さないパーフェクト投球。4回には1四球を与えたものの安打は許さず、チームも1―0とリードして5回を迎えた。だが、この回に突如乱れた青柳は先頭のバレンティンに三塁への内野安打を許すと、続くグリーンには右翼線二塁打されて無死二、三塁。ここで大引、藤井に連続死球を与えて押し出しで同点にされると、坂口の一塁強襲安打でさらに2点を失い、続く上田にも死球を与えてなおも満塁。ここで山田に押し出し四球を与え、この回計3安打1四球3死球で4点を失った。

 結局、この回の3安打だけでヤクルトは逆転勝ち。青柳の1イニング3死球はプロ野球史上10人目のプロ野球ワーストタイで、阪神投手では初めて。不名誉な記録ホルダーとなった青柳は5回で87球を投げ、3安打5四死球4失点で今季3敗目(3勝)を喫している。

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