阪神・梅野 柳田刺す 球団生え抜き捕手では田淵以来39年ぶりファン投票選出

[ 2017年6月27日 05:30 ]

「マイナビオールスターゲーム2017」ファン投票最終結果 ( 2017年6月26日 )

ファン投票でオールスターに選出され意気込む(左から)マテオ、鳥谷、糸井、梅野
Photo By スポニチ

 開幕から主戦捕手として奮闘する阪神・梅野は、4年目で初の球宴出場。球団の生え抜き捕手では78年の田淵以来、39年ぶりのファン投票選出となり、12球団最多得票を集めたソフトバンク・柳田の快足を自慢の強肩で封じることを楽しみの一つに挙げた。

 「受けたことがない球種や球を捕って感じるものもあると思う。いろいろ勉強したい。トリプルスリーを達成された柳田さんとかを警戒して。盗塁してきた時は刺せたら良いなと思う」

 柳田とは、浅からぬ因縁がある。福岡大時代にソフトバンク2軍との練習試合で「2本ぐらい本塁打を打たれて、3盗塁くらいされた」と、柳田に翻弄(ほんろう)された当時の悔しさを今でも忘れることはない。一方で「こういう人でも1軍に上がれないのかと思った。初めてプロですごいなと思った選手でした」と、プロのレベルの高さを身に染みて感じた。

 「成長した姿を見せられるように。交流戦とかではなく、こういうところ(球宴)でやれるのはうれしい。一番は結果。自分のプレースタイルを貫いて喜んでもらえるように」

 ここまで59試合に出場し盗塁阻止率はセ・リーグトップの・415。屈辱から4年。リベンジの時がやって来た。

続きを表示

2017年6月27日のニュース